電気電子・情報通信コース

「電気」の性質を利用して、「人と地球に優しい持続可能社会の創造」を目指す

このコースのここがすごい!

現在はアンビエント情報化社会(Society5.0)やSDGs社会が進行しています。具体的にはITS(高度交通システム)、電気自動車、先進運転支援システム、バイタルセンシング、見守りシステム、エネルギーハーベスト、スマートコミュニティ、エネルギーマネージメントシステム、再生可能エネルギー、非侵襲検査、ワイヤレス給電などが実現・発展に向かっています。電気はこれらすべてに関わる学問分野です。コースでは、情報通信や電気電子分野による教育研究活動を通じて、基礎から応用まで幅広く学べます。

どのようなことを研究するコース? どのように社会に生かされる?

電気はその並外れた運用形態の柔軟さにより、交通機関の動力源、照明の光源、通信の情報源など、ほぼ無制限の用途があります。そのような広範囲の科学技術を効率よくカバーするために、本コースでは、「情報通信システム分野」、「電子デバイス分野」、「電気エネルギー分野」の各専門分野を設け、研究分野の専門性の深化と融合化を行っています。具体例は、情報通信ネットワーク、信号処理、デジタル集積回路、半導体、磁気デバイス、エネルギー変換、高電圧・プラズマなどです。これらはすべてSociety5.0やSDGsの実現に関わっており、高度交通システム、環境改善・浄化、バイタルセンシング、エネルギーハーベスト、エネルギーマネージメントシステム、ワイヤレス給電などの社会実装へつながる研究です。

どのようなことを学べるコース?(人材育成)

電気電子・情報通信コースでは、現代社会の基幹を成す科学技術分野の一つである電気電子・情報通信工学に関して、広い視野に立って精深な学識を授け、研究能力と高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した実践力を培うことを教育の目的としています。「人と地球に優しい持続可能社会の創造」をキーワードとし、通信・電子システム分野、電気エネルギー分野、および電子デバイス分野による教育研究活動を通じて、電気・電子・計測・制御・情報通信などの基礎から応用まで幅広く学べるように教育カリキュラムや座学・実習・実験を設定しています。年次進行で学ぶことで、卒業時には現代社会における諸問題を解決する技術力を持ち、グローバルに活躍できる研究者・科学者・技術者として、社会で活躍できます。

カリキュラム

卒業・修了後の想定される進路は?

大学院などへの進学(卒業生の65%程度)、電力会社(東北電力、東京電力、J-POWERなど)、通信関係(NTT東日本、NTTドコモ、日本電波など)、電気機器関連企業(日立、東芝、三菱電機など)、半導体産業(キオクシア、東京エレクトロン、NECなど)、IT産業(東芝デジタルソリューションズ,伊藤忠テクノソリューションズなど),計測産業(アンリツなど)、交通関係(JR東日本、JR北海道など)、教員(数学)、公務員(国家・地方)