お知らせ

湯川記念講演会(材料分野でのデータサイエンス活用)開催のご案内

2020.12.01

12月9日(水)に、新材料開発や製造現場で近年注目されている”材料分野でのデータサイエンス活用”に関する講演会を下記の要領で開催します。多数の皆様のご出席を賜りたく、ご案内申し上げます。

湯川記念講演会
主催:日本鉄鋼協会東北支部、共催:岩手大学理工学部
日時:令和2年12月9日(水)13:00-15:10
Webexによるオンライン(講師・学外参加者ほか)+ 理工学部 復興銀河ホール(学内学生ほか)
13:00-13:05 開会挨拶 日本鉄鋼協会東北支部長 柴田浩幸
13:05-14:05 講演1
講演者:名古屋大学大学院工学研究科 足立吉隆 教授
演題:“実験、シミュレーション、データサイエンスが三位一体となった統合型材料デザインを目指して”
概要:統合型材料デザインを念頭におき、1.計算機実験による材料組織、特性シミュレーションの効率的データ取得、2.実験で得た材料組織解析におけるコンピュータによる物体認識と先端数学を使った特徴量抽出、3.機械学習による材料組織と特性間の順解析モデルの構築、4.特性 ⇒理想組織像の逆解析提示について、その要点を述べる。
14:05-15:05 講演2

講演者:SETソフトウェア 松下康弘 博士
演題:“ニューラルネットワーク機械学習の基礎と製造業における適用例”
概要:実験科学、理論科学、コンピュータシミュレーション、そして第四の科学的アプローチとしてデータサイエンス(機械学習)が注目されていますが、一般的な業務課題に対する適用には、その前提となるビッグデータが利用できないことが圧倒的に多い。そのような厳しい制約条件の中で、いかにすれば技術活用が可能かについてその数学的な基礎とツール、製造業における適用例についてお話しします。
15:05-15:10 閉会挨拶 岩手大学理工学部  マテリアルコース長 平塚貞人
参加費:無料
申込締切:12月4日(金)
申込・問合せ先:岩手大学理工学部 鎌田康寛  kamada@iwate-u.ac.jp