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マイクロソフト社主催の屋内位置測定コンペティション(アメリカ・ピッツバーグ)にて岩手大と株式会社イーアールアイ(盛岡市)の共同開発技術が3位入賞

2017.06.12

理工学部の本間尚樹教授の研究グループは、株式会社イーアールアイ(盛岡市)とスマートフォン位置推定技術に関する共同研究を実施しており、今回マイクロソフト社の主催する屋内位置推定コンペティション(2017 Microsoft Indoor Localization Competition@IPSN2017,アメリカ・ピッツバーグ)に出場し、3位入賞を果たしました。

この大会は2014年より毎年開催されている国際大会で、今年は4回目になります。市販機器を用いた2次元位置推定(2D)部門と、専用機器を用いた3次元位置推定(3D)部門があり、岩手大学とイーアールアイのチームは2D部門に出場いたしました。複数フロアという複雑な環境の中でスマートフォンの位置推定を行った結果、平均4.042mの精度を記録しました。

結果の詳細は、Microsoft社のサイトでも公開されています。
https://www.microsoft.com/en-us/research/event/microsoft-indoor-localization-competition-ipsn-2017/)

出場大会:2017 Microsoft Indoor Localization Competition
日  時:4月18日(火)~4月19日(水)
場  所:Pittsburg, PA, USA
主  催:Microsoft Research
出場学生:菊地 幸汰
    (大学院総合科学研究科・理工学専攻・電気電子通信コース1年生)
出場内容:位置推定システムBLEGONIO(2D部門3位入賞)

○ Microsoft Indoor Localization Competitionについて
2014年より毎年開催されているMicrosoft社主催の国際大会で、今年は4回目になります。市販機器を用いた2次元位置推定(2D)部門と、専用機器を用いた3次元位置推定(3D)部門があります。
・方式は自由(電波方式・磁気・加速度センサ方式等)但し衛星以外
・2017年は全体で30チームが応募し、うち16チームが出場
・会場は会議場のホール等の現実的な環境

共同開発した技術の概要については添付ファイルを参照願います。

 本件に関する問い合わせ先:
 理工学部システム創成工学科 教授 本間尚樹 honma@iwate-u.ac.jp

開発技術の概要