システム創成工学科

学科概要

現在の工学に関連する分野は、電気、通信、情報、機械、社会基盤、環境などを基礎としながら、それらの機能を相互に連携・融合させ、システムとして機能を最適化させることが求められており、分野横断的な教育研究が必要とされています。したがって、今後も飛躍的な発展が期待されるロボット、自動車、航空宇宙などの分野においても、また我々の安全・安心につながる防災・減災情報システムのスマート化などを考える上においても、各工学基礎分野の垣根を越えた学習が重要となります。システム創成工学科は、「電気電子通信コース」「知能・メディア情報コース」「機械科学コース」「社会基盤・環境コース」の4コースから構成され、専門深化と分野融合を図りながら幅広い工学に関する専門知識と応用展開能力を養うための教育研究を行います。

学科概念図

新しいシステムの創造と最適化

人材育成像

  1. 自然科学の知を活用した新たな価値の創造と、工学の各分野を有機的に結び付け、複雑化・大規模化する社会のさまざまな課題を解決できる人材
  2. 電気・電子・通信技術について、ものづくりの実体験を通して広く深く理解し、新しい電気機器や方式を開発するために必要な基礎知識を備え、21世紀における豊かな人間社会の構築に貢献できる人材
  3. 知能情報工学やメディア情報工学の基礎的な考え方や知識を身に付け、他者と協調しながら実践的な「ものづくり」を行うための技術力と協創的チーム活動力を持つ人材
  4. 高度な専門性、専門性の深化や融合的な考えが要求される機械科学の分野において、研究・開発・設計に貢献できる人材
  5. 社会基盤・環境工学の基礎的な考え方や知識を身に付け、環境に配慮しながら安心・安全に社会生活を営むために不可欠な社会基盤の技術開発、研究、政策提供を行うことができる人材