教員一覧 鴨志田 直人

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鴨志田 直人

かもしだ なおと KAMOSHIDA Naoto

准教授 Associate Professor

  • 社会基盤・環境コース
  • [修]地域・コミュニティデザインコース
  • [博]システム創成工学専攻

取得学位

  • 博士(工学) 学位の分野:資源開発工学

専門

  • 岩盤力学 Rock Mechanics
  • 地盤耐震工学 Geotechnical Earthquake Engineering

プロフィール

  • 秋田大学大学院鉱山学研究科地球工学専攻 2002年3月
  • 岩手大学工学部建設環境工学科助手 2005年4月1日~2007年3月31日
  • 岩手大学工学部建設環境工学科助教 2007年4月1日~2009年3月31日
  • 岩手大学工学部社会環境工学科助教 2009年4月1日~2016年3月31日
  • 岩手大学理工学部システム創成工学科社会基盤・環境コース助教 2016年4 月1日~2020年3月31日
  • 岩手大学理工学部システム創成工学科社会基盤・環境コース准教授 2020 年4月1日~継続

私の研究内容

私たちのエネルギーを支える巨大トンネル

皆さんは、地下の巨大トンネルに石油を備蓄する施設が岩手県久慈市にあることを知っていますか。これは石油のほとんどを輸入に頼っている日本において、安全保障上極めて重要な施設です。岩盤トンネル方式の石油備蓄基地は、石油用3施設と石油ガス用2施設が日本にはあります。私は、将来のエネルギーを担うと考えられている天然ガスや液体水素など、低温液化燃料を備蓄するための巨大トンネルを造るための研究を行っています。
発電所・巨大ダム・長大橋梁など重要施設の岩盤基礎やトンネルなどの岩盤空洞は,昔から地震の揺れに強いと言われてきました.しかし,近年巨大地震が頻発していることから,岩盤基礎や岩盤空洞などの岩盤構造物に対しても耐震性の評価が要求されています.そこで,私は岩石・岩盤の力学物性に及ぼす地震動の影響について研究を行っています。

私の教育ポリシー

一般的な工学分野で用いる厳しく品質管理された材料とは異なり、土木技術者が扱う自然材料の岩盤は、品質管理できないため工学的利用の難しい材料です。そのような岩盤に対して工学的に扱うセンスを養う指導を心がけています。