教員一覧 中山 敦子

  • 物理
  • 化学

中山 敦子

なかやま あつこ NAKAYAMA Atsuko

教授 Professor

  • 数理・物理コース
  • [修]数理・物理コース
  • [博]自然・応用科学専攻

取得学位

  • 博士(理学)

専門

  • 高圧科学 High pressure science
  • 物質科学 Material science
  • 固体物理学 Solid State Physics

プロフィール

  • 東京工業大学大学院理工学研究科化学専攻博士課程修了 1996年3月
  • (株)国際基盤材料研究所 1994年4月〜1996年7月
  • 工業技術院物質工学工業技術研究所重点研究支援協力員制度 1996年8月〜2001年3月
  • (独)産業技術総合研究所 2001年4月〜2004年3月
  • (独)物質・材料研究機構 2004年4月〜2006年5月
  • 名城大学理工学部材料機能工学科 2006年6月〜2007年3月
  • 新潟大学超域研究機構准教授 2007年4月〜2011年3月
  • 新潟大学研究推進機構超域学術院准教授 2011年4月〜2016年3月
  • 岩手大学理工学部物理・材料理工学科教授 2016年4月〜継続

私の研究内容

高圧力を用いた物質の高密度化と新奇物性の研究

圧力は物質を構成する結合状態や結晶構造、物性を系統的に変化させるため、物質探索にとって極めて有用なツールです。静水圧環境でのその場観察は、高圧下で構造の詳細を求めるに留まらず、物性を誘起するメカニズムの解明に役立ちます。我々のグループでは、物質を圧縮することで結合の本質を学び、新奇な物性を探索することで、物質設計への還元を目指しています。とりわけ、炭素は様々な結合状態を示すことから固有の電子状態を与えます。我々は、炭素物質の圧力誘起構造変化、物性変化のみならず、高圧下における炭素と水素の反応生にも興味をもっています。

私の教育ポリシー

「物質を見る目と科学にときめく心」、「一から考える力、これを遂行する腕力」、「前向きな姿勢と柔軟性」、「諦めない強い心」、「思いやりのある個性」を学ぶことが、科学を志す学生にとって大切です。このような考えのもと、大学教育・研究を通じて、彼らを育成することに力を入れています。